キャバクラを新規開業する場合、ある程度の売上を予測する必要があるのですが、キャバクラ経営に関わった経験がなければ、どのくらいの売上になるのか?なかなか予測できないと思います。一般的なお店場合の売上は、客単価と席数、客数、営業時間、セット料金、女子出勤数などである程度の売上は予測できます。
お店の売上は、客単価×客数で算出します。
セット料金 50分5000円
指名料 2000円(1セット毎)
総席数 30席
のお店であれば・・
5000円+2000円×2=14000円(客単価)
30席×0.8=24人
14000円×24人=336000円(売上/日)
と、概ねこれくらいの売上が予測されます。
即ち、お店の広さによって、集客数は変わりますし、また高級感のある内装にし高額な料金設定にする事で売上は大きく変わります。
平日と週末では、週末の方が売上伸びるので、平日と週末の女子出勤数を調整して営業するお店が多くあります。
新規OPEN時は、どのくらい変動するのか?予想が出来ないので、2~3ヵ月は多めに女子キャストを出勤させて様子を見た方が良いでしょう。
お店の規模にもよりますが、回転率(総席数÷総客数)が、2回転すればかなり繁盛店です。キャバクラ営業は接客業なので、総席数30席で女子出勤15名のお店であれば、15名のお客様が来店すれば満席となります。従って、2回転するお店は、一日に4回満席になるお店という事になります。
平日の通常営業では、1回転未満、週末に1.5回転未満で売上予想を立てます。新規OPEN時に、女の子を集めすぎて余っている状態になってしまうお店を何度も見かけるので、席数の半分以上女子キャストを出勤させても、満席になった時に座る場所がない事を忘れないようにしましょう。新規OPEN時であれば、「女の子の多い店!」という印象を与えられますが、平常営業では無駄な人件費の出費になります。
考え方としては、女子出勤人数×2名(一人の女子キャストにつき2名のお客様が来店)と総席数の回転率の両方を考慮する必要があります。
いくら女子キャストを沢山出勤させても、席数が足らなければ、無駄な人件費を支払う事になるからです。
週間売上合計 ¥2,296,000
月間売上合計(×4) ¥9,184,000