営業終了時にレジ内の現金を締め処理する必要があります。レジ締め処理は、営業時の現金のやり取りが合っているか?を確認するための処理なので、毎日営業終了時に必ず行ってください。レジ締めをしまいまま翌日になるとレジないの現金は自動で翌日に繰り越されます。このレジ締め処理の仕方が良くわからない方の為に、少し詳しく説明させて頂きます。
〇どうして、現金過不足金がマイナスになるの?
営業開始時は、釣り銭分が現金過不足金にマイナス表示されます!
・「現金過不足金」は、(レジ内現金)ー(入金金額)が表示されます。従って、レジ内にある現金金額を入金処理しないと現金過不足金はマイナス表示されます。上の画像の場合、釣り銭入金処理を10万円すると、レジ内現金処理をしていないので、現金過不足金は、マイナス10万円となります。「釣り銭入金処理はしたけど、レジに現金が入っていないよ!」という状態になります。実際には、最終締め出勤処理時に、釣り銭と一緒に現金を数えてレジ金を入力するので、締め処理前であれば、現金過不足金はマイナスカウントされ続けて行きます。なので、営業開始時は、現金過不足金が釣り銭分マイナスになっていて、問題ありません。
・現金過不足金は、レジ内に現金がある処理をしない限り、釣り銭入金、入金処理、現金売上が処理される度にマイナスカウントされて行きます。
〇釣り銭10万円をレジ内に入金する処理をしてみる
上の画像の場合、釣り銭入金処理をした後に、「レジ内に現金を入れました。」と言う処理をすると、レジ内に10万円ある(レジ内現金の数値)事になるので、現金過不足金は0円になります。
〇レジ締めをしないまま翌日になると?
・レジ締め処理をしていないという事は、レジ内現金を確定していないという事になり、VENUS上でレジ内現金は記録されません。その為、レジ締めをしないまま、翌日になると現金過不足金はそのまま翌日に繰り越されます。
・仮に、釣り銭入金10万円をしたまま、(現金売上0円、入金処理0円として)締め処理をせずに翌日になると、前日レジ内にあったはずの現金10万円が、自動的に翌日に入金扱いされます。従って、当日レジ内現金の処理をしないと、現金過不足金は、前日の釣り銭分の10万円がマイナス表示されます。