はじめてのキャバクラ経営

キャバクラ新規OPEN時の売上予測の計算方法(女子売比率)

女子キャストの時給は、地域によってかなり大きな差があります。新規出店時には、それなりの市場調査が必要ですが、その地域の客単価次第(富裕層を集客できるか否か)と、お店の規模である程度の利益は予想できます。

ここでは、お店の売上に合わせた最低時給の算出方法をご説明いたします。
この数値が、時給1500程度とコンビニを変わらない状態であれば、出店を考慮した方が良いかもしれません。


〇女子売比率
女子給システムを考える時に、無視できないのが女子売比率です。算出方法は(女子売比率=指名のあるお客様の売上÷総売り上げ)となります。
女子売比率が30%を下回ると経営的に成り立たなくなる場合があります。優秀な女子キャストが一人でどんどん客を呼び、女子売り比率を上げているお店では、その優秀な女子キャストが退店してしまうと経営が成り立たなくなる場合もあるので、女子売り比率は、しっかりと確認しながら営業した方が良いと思います。

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女子売比率は、売上全体と指名のあるお客様の比率になります。即ち、指名あるお客様の売上比率となるので、この数値が低ければ、女子キャストの魅力がないお店という事になります。この女子売り比率が3割を下回ると、フリー客ばバンバン入るような立地でない限り、かなり厳しい経営になります。

フリー客が頻繁に来店してくれる立地のお店であれば指名客がいなくても問題ないでしょうが、そうでなければ女子キャストにお客様が付かないと、なかなか売上をつくれないのが、キャバクラ営業の特徴です。新規OPEN時は、女子売り比率が低くても仕方ないですが、3~4ヵ月して女子売比率が40%以下の場合、何が問題なのかを明確にし対策する必要があるでしょう。女子キャストの教育、もしくは女子給システムの見直しが必要かもしれません。繁盛店の場合は、女子売比率が60%以上になります。