コロナ自粛で、水商売は大打撃だと感じています。当社の都心部のお客様も先週末の集客人数が6人だとおっしゃっていました。そんな中でも当社は、たくさんお仕事を頂いており感謝しかありません。皆さま、本当にありがとうごいざます。
コロナ騒動の中、全国を飛び回っているのですが、コロナの影響で集客が激減しているお店ばかりです。業務提携している託児所が休業し、優秀な女子キャストが出勤できなくなり、業績が悪化しているお店とかもあり、厳しい状況を肌で感じます。
そんな状態の中、先日お伺いしたお店の繁盛ぶりには、少し驚きました。
都心のお店ではありませんが、コロナ自粛が騒がれている中での集客ぶりは感心するしかありません。
そのお店では私が、システムの設置にお伺いすると、お店の入り口で体温を測られ、うがいと消毒を受け、入店が許されました。当然、スタッフ全員が毎日行っているそうで、しっかりしてるお店だな～と感心しました。
更に驚いたのは、お客様全員に体温計測、うがい、消毒を強要してから入店をして頂いている所です。しかも、お店に来ているお客様は、みなさん私のように感心していました。「体温なんて普段図らないから助かるよ～」なんて言っているお客様もいらっしゃいましたし、お客様がお帰りの際は、４枚入りのマスクを手渡し、お客様が帰った後のBOX席もしっかり消毒しています。ボーイさんが隣接する席のお客様に「こちらの席の消毒を失礼します！」と声をかけてから消毒しているのですが、お客様も「いいよ、いいよ～こんな時だしね、しっかり消毒してね！」と声をかけていました。
お店の店長さんに「マスクまで配っているんですか、凄いですね。」とお話しした所、初めは、女の子が指名のお客様に手渡している所から始まったそうです。なので、下心でやっている事だと笑っていました。「ちょっと金額が高くても、ネットでいくらでもマスクは買えるし、こんな時だからマスクにつられて来店してくれれば損はないでしょ？」だそうです。
店長さん曰く、消毒用のエタノールが手に入らなかったので、アルコール度数96℃のスピリタスを大量に購入したそうです。これも、エタノールより若干高額になるのですが、臭いがきついので、消毒されているという実感があって良いそうです。キャバクラの場合は、「女の子が暇だから来て～マスクあるよ～」と言えば、なんだかんだと言いながらお店に来てくれるお客様がいらっしゃるので、本当に助かります。コロナで暇になったとぼやいているだけでは、みんな生活できなくなってしまいますしね。とそんな事をおっしゃっていました。
「こんな時だからこそ、出来る事をやる」という気持ちが、他店との差になり、集客につながっているんでしょうね。