キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

〇キャバクラオーナー必見!管理体制がしっかりしているお店が強い理由

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長年、色々なお店にお邪魔していると、繁盛しているお店は、お店のルールがしっかりしているように感じています。管理体制が整っているという事です。

管理をしっかりするだけで売上が伸びるわけがないだろ?と思われるでしょうし、管理だけしっかりしていても、確かに売上は伸びないと思います。しかし、私は逆に管理がずさんなお店で繁盛しているお店を知りません。という事は、管理をしっかりする事で、売上に直結する何かがあるという考え方をしても良いのかもしれません。
 


店舗側からすれば、ある程度融通を利かせた方が、集客しやすいと思ってしまいますが、その辺の融通がまかり通らないお店の方が、実際に繁盛しているよううに感じています。


例えば、チェーン店などでは、割引を一切認めないお店が多いです。お店側からすれば、ちょっと割引するだけで集客できるなら、その方がいいでしょうし。お客様を特別扱いする時に有効な手段だと思います。また、何かのトラブル時にも割引して治める事ができます。これらは、夜の商売に限らずサービス業全般に言える事だと、そう思うのですが、昼間の業界での有名チェーン店などで、店長決済で割引が認められるお店がないのも事実です。マクドナルドやユニクロ、コンビニなどのレジ前で、いくら交渉しても値引きはしてくれないでしょう。


キャバクラチェーン店の会社側が割引を認めないのは、しっかりとした管理ができなくなるからです。例えば、25000円のお会計なのに5000円割引をした処理をすれば、5000円着服できますし、本来割引をせずにサービスを充実させる方向で考えた方が、お店の発展につながると考えている会社が多いのも事実です。割引については、割引券を発行し管理しているお店もあります。使用した割引券にお客様と担当キャストのサインを貰う事で、その割引が有効になるというやり方です。


重要なのはお店で働くスタッフの意識なのかもそれません。ずさんか管理体制に慣れてしまうと、あれやこれやと諸々がずさんになります。お店の小口現金を店長が、後で補充すればいいと、それくらいの気持ちで使い込んでいるお店も結構ありますし、そんなお店は営業開始時点で、レジ内準備金が合わない為、毎日のレジ金チェックが正確にできなくなります。今日の売上と現金が合っているかも、解らない状態だと実際の売上自体も合っているのか?どうなのか?分からなくなります。


チェーン店さんなどは、お店の現金は毎日全額回収している所が多いです。お店の準備金を毎日受け渡しするのは、個人的には面倒だと思うのですが、実際にお話をお伺いすると、釣り銭準備金の為に、店長が毎日事務所に顔を出す、または部長クラスがお店に届けるという作業をする事で、コミュニケーションが取れ、様々な問題が事前に発見できるそうです。


あと、しっかり納税しているか?否か?これが、かなり大きいように感じます。私自身がお店の納税書を見たわけでないですが、管理体制を見るとよく解るのです。税務署が指摘しそうな部分を、しっかり証拠を残すような管理をしているからです。

例えば、送迎車のガソリン代でも、通常は領収書があればいいと思ってしまうでしょうが税務署からすれば、その領収書が間違いなく送迎車に給油した証拠がないと、個人的に使ったものかもしれないと疑う事が出来るのです。従って、送迎車の運転日報と給油回数を照合できる管理が必要になります。当然、送迎車の修理代も同じように、誰を送迎している時に何処で事故をして修理したのか?という証拠が必要になります。これらの管理をしっかりする事で、従業員の意識も向上しますし、なにより労働意識の低い人は、初めから働く事が出来ない環境になるのです。

 

あくまでも個人的な感覚になりますが、管理体制をしっかりする事で意識の高いスタッフが集まるという循環があるのではないか?とそう感じています。

オーナーが売上を誤魔化して納税していれば、そこで働くスタッフもお店の売上を誤魔化すようになる。よくよく考えて見ると、働く意識が高く向上心のある人は、自分が働く会社が脱税しまくっているような会社で働きたいとは、思いませんよね。自分の給料さえ沢山貰えればいいと考えている人に、お客様や女子キャストにきめ細かな気配りなんてできないでしょう。


やはり、どんなビジネスも社会の一部であり、水商売といえど社会の役割を担っているので社会の役割を無視して自分が儲かればいいとう思いだけで経営すると、自分さえ良ければいいという意識のスタッフが集まってしまうのかもしれません。


優秀な人材を確保しなければ、どんな会社も発展しないので、会社側は優秀な人材を確保できる環境を整える必要があり、それをしているお店が繁盛店をつくる秘訣なのでしょう。