キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

〇キャバ嬢を集めるた為のちょっとしたコトでWinWinのお店
2019.11.6

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どんなキャバクラも女子キャストを集めなければ経営が成り立たないわけですが、女子給額を競って上げ続けている地域もあったりと、女子キャストを集める為に色々と苦労が絶えないものです。私自身も色々なお店へお邪魔する事が多いのですが、「女の子集める良い方法何かない?」などと聞かれる事も度々あります。


先日、当社のキャバクラPOSレジVENUSを設置立合いにお伺いしたお店での事です。女子キャストが出勤時に名刺サイズのカードを持ってくるのです。それは何なのか?とお店の方にお伺いすると、そのお店と業務提携しているサロンで施術を受けてきた証明書のようなものだとおっしゃっていました。
 

店長さんに、詳しくお伺いすると、グループ店でサロンが数件あり、そのお店で出勤前に施術を受けると会計金額の3割をキャッシュバックしているそうです。ヘアサロンやネイル・アイラッシュ、エステサロンなどが数件あるとおっしゃっていました。しかも、各サロンの経営者で、グループ店の元キャバ嬢だった方もいるそうです。会社側がバックアップして、サロン経営者になる為の後押しもしているそうです。



店長さん曰く、女子給与を上げるにも限界があるから、女子給以外に女の子に特典をつける事で、競合他店との差別化を図らないといけないのだそうです。女性はサロンに行くと1回で2~3万平気で使うだろうから、3割と言っても金額はバカにならないだろうなぁ~なんて思ったのですが、そもそも、その金額負担をお店が軽減してあげるのが目的なので、問題ないそうです。自分の身だしなみにお金を使う娘は、そこそこ成績が優秀だし、実際に3割のキャッシュバックを受け取るには、月間の出勤日数とか、割引できる施術が決まっていたりとか色々と制限があるそうです。


話をお伺いしながら感心したのは、3割のうち1割はサロン側が負担する理由です。サロンが、1割負担する条件は、施術を受けた女子キャストにお店の事を色々と聞きいて、その内容をまとめて報告する事のようです。大ぴらにガッツリやるのではなく、こっそり聞くのがコツなんだと笑っていました。ガッツリやるとサロンのスタッフに警戒されるんだそうです。また、報告書と一緒に1割分の請求書も出すからいい加減な事を書けないんだそうです。サロン側からすれば、お客様の施術後の状態を把握する事はなかなか出来ないし、定期的に自店の覆面調査をしてもらっているようなモノなので、かなり営業にプラスになる情報が得られるようです。


この方法って、別にグループ店のサロンじゃなくても出来るんじゃないのか?と思い店長さんに伺ってみた所、「出来ない事はないだろうけど、サロン側と女の子がグルになったら管理できないじゃん。」と、おっしゃっていました。同伴で使う飲食店やブティックなどのバックはよく聞くのですが、なるほど色々と考えているんだなぁ~なんて思いました。


確かに、女子給が高騰し続ける中、女子キャストへの特典を色々と考えているお店が増えているように感じます。
・託児所と提携しているお店
・母子手当を付けているお店
・利益率の高いボトルは、バック率を高くするお店
・会計士と提携しているお店
・ヘアメイク+ネイル無料のお店
などなど・・単に時給を高くして女の子を集める時代では、なくなって来たのかもしれませんね。