はじめてのキャバクラ経営

キャバクラ新規OPEN時の売上予測計算方法 (女子給与総額の算出方法)

はじめてキャバクラを経営される方は、実際に女子給をいくら支払えば良いのか?どう算出すれば良いのか?悩むところだと思います。キャバクラでの女子給は、キャバクラ経営で一番負担が大きく、時給が低すぎると女子キャストを集めにくくなるので、お店にの売上に合わせた女子給を算出して、自店の女子給システムを決めた方が良いでしょう。

新規OPEN当初は、時給を3ヵ月間(女子キャストが、お客様を捕まえるまでの期間)保証するお店が殆どです。
OPEN時に女の子のいないお店と思われてしまうと集客できなくなるので、高額な給与を払ってでもOPEN時は女子キャストを集めておきたいものです。とは言え、女子給を上げ過ぎて、経営が成り立たなくなってしまうお店もありますので、平常営業時の女子給をしっかりとシミュレーションしましょう。

売上に対しての女子給与の比率は、一般的に50~60%程度なのですが、売上が低ければ比率が高くなるので売上を予想した上で女子給与を算出する必要があります。

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お店の売上を予測し、そこから必要経費を差し引き、残った金額が女子給と純利益になります。女子給比率に50%~どのくらい利益が望めるのか?を算出してみましょう。

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〇売上と女子給比率別から粗利を算出
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※お店で必要な酒などの比率は、通常は売上に対して10%くらいになると思います。
※上記表の粗利益から、家賃や男子スタッフ給与、光熱費などを差し引いて、残った金額が純利益となります。


女子給比率が50%で売上が1000万円、女子出勤平均が12人とすると、1人当たりの女子月給が33.3万円(400万円÷12人)
ひと月25日で1日5時間営業とすると、日給13300円(33.3万円÷25日)、時給平均2660円程度(13300円÷5時間)となります。
この時給2660円という金額が、月売1000万円、女子給比率50% 女子出勤平均12人 のお店の時給アベレージとなります。

女子給与を固定にしてしまうと、お客様を呼んでも呼ばなくても給与が変わらなくなり、女子キャストがお客様を呼ばなくなります。
実際に固定給のみで女子キャストを集めて、営業が成り立たなくなってしまったお店も多々あるので注意してください。
従って、指名バックなど歩合給を付ける必要がある為、女子給比率を50%以下で経営するのであれば、時給平均を2660円以下にする必要があります。
時給2660円に歩合給をつけると、女子給比率がその分アップします。