キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

出退勤処理に静脈認証装置を使って起きる事


キャバクラPOS

キャバクラ営業では、女子キャストの時給が高額なので、出退勤時間はしっかりと管理する必要があります。

女子キャストと男子スタッフが、グルになって不正処理をしていた、という話を伺って静脈認証装置とPOSレジを連動して欲しいというご要望をよく頂き、導入するケースもよくあります。


本人の静脈を認識して、出退勤の記録を取るので、これで不正処理はなくなると思いがちですが、実際には本人の静脈をしっかりと登録する作業があります。
静脈認証装置に静脈をしっかり登録しなければ、認識処理時にエラーがでるので、指の角度を変えながら3パターンほど登録するのですが、この作業が面倒なため、適当に登録して認識しない事があり、現場サイドは、それを理由に静脈認証装置を使用しない方向に進めようとするケースもあります。

従って静脈の登録をしっかり行わないと管理できないのですが、女子キャストの出入りが激しい業界なので、管理者立ち合いのもと静脈登録することが出来ず、静脈の登録をお店のスタッフに任せてしまうケースが多くなります。

お店のスタッフに任せてしまうと、不正処理を根本から無くすことが出来なくなります。特定の女子キャストの静脈登録を行わず店長の静脈を代わりに登録し不正処理を行うことが出来るからです。(実際に数回あったケースです。)


そう考えると、携帯電話のオサイフ機能を使って認識させた方が確実なんですが、オサイフ機能のない携帯電話を使っていたり、オサイフ機能の登録を嫌がるキャストもいるので、その場合、ICカードなどの媒体を使用する事になります。

ICカードの媒体を使用すれば、ICカードを忘れると出退勤処理ができなくなるので、お店に置きっぱなしになり、そうなると今度は不正処理が簡単にできてしまう事になります。

・・・では、出退勤管理の不正処理を防止するにはどうすれば良いのか?という話になりますが、出退勤処理時を防犯カメラなどで録画し、定期的方法が良いかと思います。実際にPOSレジを設置してある場所を録画しているお店も多くあり、不正処理の抑止になります。

しかし、録画した動画をチェックする作業は、なかなか大変で、録画しっぱなしのお店も多くあります。・・なかなか難しいものですね。