〇キャバクラ営業での女子出勤調整を出来る限りしない方法
コロナ禍の影響で、集客ができなくなり、経営が厳しい状況に追い込まれているお店も多いと思います。集客できていないのに、女子キャストの出勤が多ければ、お店の収支は赤字となり
逆に女子キャストの出勤を調整すれば、稼ぎたい女子キャストは、お店から離れてしまいます。また、お客の立場からすれば「女の子の少ない店」という印象を与え、更に集客が悪化してしまう。
この状況を利用して、赤字でも女子出勤調整をしないまま営業して勝ち組に名乗りを上げているお店もありますが多額の資本がなければ出来る事ではありません。
そんな中、女子給システムの変更を余儀なくされしまうお店多く、当社のPOSシステム設定変更依頼もかなり増えています。
先日、POSシステムの設置にお伺いしたお店では、出来る限り女子出勤を増やす為に平日と週末で時給とバックを変える方法をしていました。店長曰く、女子出勤調整をすると女子キャストが辞めてしまうので苦肉の策だと、そうおっしゃっていました。コロナの影響で、平日の集客数が大幅に落ちてしまい女子キャスト出勤数を減らさないと、どうしても赤字になってしまう・・・お客を呼べる女子キャストのみ出勤させたくても、女子出勤を減らすと、ヘルプ要員がいなくなり、お客を呼べる女子キャストから「ヘルプしてくれる娘がいなければお客を呼べない」と苦情を言われるそうです。
例えば女子出勤15名のお店で、全員の女子給が
時給3000円、指名料2000円のうち指名バック1000円だとします。
平日の女子給を、時給2000円、指名バック2000円にすると
単純計算で、1時間当たり15000円削減できるので、約5名の出勤を確保できる計算になります。
その分、指名バックが増えてしまうので、お店の利益は減りますが、女子キャストにも生活があるので、少しでも稼がせる機会を与えられます。
実際にこの女子給システムにしておるお店の店長さんにお伺いした所、コロナ禍の影響で、女子キャストも不安になっている娘が多い為、保証給の女子キャストも相談すれば、応じてくれたそうです。時給を下げるだけだと不満を抱かれるので、出来る限りバックを増やしてあげる必要があり
逆にこのシステムにした事で以前より稼げる女子キャストもいるので、結果として良かったそうです。
コロナ禍の影響で、女子給システムを試行錯誤しているお店が増えている状況なのですが、中には、ヘルプやフリーの接客に対してもバックをつけるお店もありました。