キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

レジ金の不正着服を防止する有効な手段!


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クラブ管理POSレジシステムVENNUSには、レジ金の不正着服防止機能を搭載しているので、レジ操作内での不正着服を監視できますが、あくまでもPOSレジシステムに過ぎないので、レジを通さずにお会計をしてしまえば、その金額を着服する事もできます。

ただし、VENUSでは、ホールの稼働状況が一目でわかるようになっていますので、ホール全体の客数とVENUS画面の入客稼働状況が解るように、ホール全体を見渡せる監視カメラとVENUSの画面を映し出すようにカメラ設置し、お客様全てに会計処理が行われているかを確認できる環境を整える事ができます。お客様が滞在しているテーブルとVENUSのテーブル稼働譲許を比較し、VENUS上で来店処理されていないテーブルがあれば、一目で解りますし録画しておけば、後日確認する事も出来ます。

〇VENUS導入時に、このようなレジ金の不正着服機能を説明するのですが、先日、導入店チェーン店様から確実にレジ金の不正着服を無くす方法を教えて頂きました。その社長様は何度も起きるレジ金の不正着服に悩まされて、被害総額は軽く1000万円を超えているそうですが、ある事をしたら、数年おきに起きる売上の不正着服がピタッと起きなくなったそうです。


その方法は、売上などの不正着服は、どれだけ少額でも、警察に届ける事を告知し、実際に届け出をしたそうです。

レジ金などを着服する人は、ほんの出来心で行為に及ぶ場合がほとんどで、学生の万引き感覚でいます。従って、着服が発覚したとしても、大事にならないと思っているので、軽い気持ちで不正着服してしまう為、その軽い気持ちを無くさせればいいそうです。
被害に合ったお店側も、いちいち警察に届けるのも面倒ですし、また、逆恨みされても嫌ですし、なにより被害を立証できる確実な証拠がなければ、警察も被害届を受理してくれません。しかし、VENUSには不正処理の記録が残っているために警察も受理せざるを得ないのです。


その社長様は、定期的に起きる売上の不正着服の金額を計算したら、あまりにも大きな金額になっていた為、警察に被害届を出したそうです。
売上着服事件として、新聞やニュースに実名が公開され、レジ金を誤魔化すだけで、警察に届け出をされる店として、噂が広がり、その後は、そういった売上などの不正着服がなくなったそうです。


私も長年、この業界で仕事をしているので、レジ金の不正着服をしてお店をクビになった人が、また違うお店で同じ事をしてクビになるケースを何度も見てきており、そんな人を数人知っています。確かに着服した本人は、悪い事をしたという自覚はあっても、犯罪行為を繰り返しているという自覚があるようには見えませんでした。

ひょっとしたら、警察に被害届を出す事が、本人にとっても着服癖がなくなり、良い事なのかもしれません。