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〇精神が病んでいるキャバ嬢の接し方

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キャバ嬢の中には、心が病んでいる方もいると思います。お店の男子スタッフも、そんな女子キャストとの接し方に悩んでいる方も多く相談を受けました。

私は、たまたま精神病の方々のケアサポートをするボランティアをしており、そこでの考え方をお伝えした所
参考になったと言って頂いたので記事にしてみたいと思います。

 

まず、精神病にも色々あるのですが、一般的な鬱病の症状が出る場合の殆どが心に深く傷を負った時に発症します。現代社会では、パワハラ、モラハラなど、少しでも心を傷つける行為は「悪」とされてしまい心の傷への免疫力が低下し続けいる為、ちょっと心が傷ついただけで鬱状態に陥ってしまう人が増え続けています。


心が病む原因の殆どがストレスなのですが、ストレスは、自分の思い通りにならない時に生まれます。
すなわち、何でも自分の思い通りにしたいという強い思いがあればあるほどストレスを感じる事が増えて行きます。特に、白黒ハッキリしないと気が済まない性格の人は、ストレスを感じやすいでしょう。
また、過去に負った心の深い傷であるトラウマの影響を受ける事もあります。


鬱状態に陥る場合は、他人に否定される場合と、自分で自分を否定する場合、もしくはその両方が引き起こしている場合が殆どです。従って「否定」という行為に敏感に反応してしまうので、心が病んでいるキャバ嬢に正論は通用しません。否定やダメ出しは、厳禁です。

 

従って、接する時は、相手の全てを「肯定」する気持ちで接する事が大切でしょう。誤った考え方を「肯定」する事は、なかなかできないので相手の価値観を認めて受け入れる。そして、どうしたら良いのかを?一緒に考えてあげる。そんな気持ちで接する事が良いと思います。


また、心が病んでいる状態の女子キャストを放置しておくのも心配でしょうが、かまって欲しくない状態に陥っている場合もあります。自分の事は放っておいて欲しいのに、「心配だから!」と言って接してくる相手は、迷惑な相手でしかありません。この行為は、自分の価値観を相手に押し付けている状態なので、まずは相手の価値観を理解し受け止める事を心がけましょう。


自分の言葉を相手に届ける為には、お互いの信頼関係が必要不可欠です。自分が信頼していない相手から何を言われようが受け止める事はできないので、普段の女子キャストへの接し方の影響を受けてしまうので、全ての女子キャストとの信頼関係を築く努力が必要だという事になります。


信頼関係を築くためには、相手の価値観を知る必要があり
どんな事が好きなのか?
出来事に対してどう思っているのか?
どうしてこんな事を言うのか?
どうしてこんな事をするのか?
どんな事に関心があるのか?
相手の言動の動機を観察するだけでも相手の価値観を知る事が出来ます。

また、自分を知ってもらう事も大切なので、正直な気持ちで普段から接していると、信頼関係が徐々に培われて行きます。


普段女子キャストがお客様にしている事を男子スタッフも女子キャストにする必要があるのです。それを繰り返していると、女子キャストの気持ちもよく理解できると思います。

実際に行動するのは大変だとは思いますが、キャバクラ営業では、女子キャストのみが接客業をしているのではなく、男子スタッフも女子キャストから指名(支持)されるようになる事が、必要なのかもしれませんね。