キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

飲み放題のお酒に高級酒を使うカラクリ


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夜の飲食店業界も徐々にお客様が戻りつつありますがそれでも、コロナ前ほどではないと、そんな言葉もよく耳にします。

今まで通りの営業をするのではなく、他店との差別化を図る為に試行錯誤されているお店も多く
先日、システムを導入させて頂いたお店では、飲み放題のお酒のランクを上げているお店がありました。

そのお店は、お店の内装などにもお金をかけ、セット料金を若干高めに設定していおり、お通しで出すチャームもスナック菓子のようなものではなく、手の込んだものを出していました。

飲み放題のお酒も、JINROや鏡月などの低価格のお酒ではなくHennessyやBlamtonsなどの高級酒を出しているのです。
 

お話をお伺いすると、飲み放題のお酒も中古のお酒なのでお金はかかっていないそうで、オークションとかで落とすのではなく、お酒の買い取り業者から安く販売してもらうそうです。大量に購入するので買い取り業者の方からも喜ばれ、中古のお酒の場合、明らかにコルクがダメになっているモノは、1000円以下で高級酒を購入できるので、ボトルを移して飲み放題用にしてしまうそうです。


高級酒を飲み放題にするとボトルの売上がたたなくなるのでは?と思ったのですが、女の子の為に入れているお客様が殆どなので、影響はないそうです。また、飲み放題のお酒が明らかに他店と味が違うので、お客様からのウケもよく、同時にお客様の印象に残って、お店を憶えて頂けるそうです。


そのお店では、他にも雨が降った時の為に使い捨ての傘とミニタオルを用意していました。傘のないお客様へ進呈するそうです。使い捨ても傘もコンビニで購入したら1000円くらいするもので、ここでも差別化を意識しているそうです。傘を用意しているお店は、たまに見かけますがタオルまで用意しているお店は初めて見ました。

コロナ後、集客が厳しくなりセット料金を下げるお店も多い中の苦肉の策だとそんな事を仰っていましたが、そのお店はとても繁盛していました。