2023年10月1日からインボイス制度（適格請求書等保存方式）が始まります。 お店が発行するレシートに事業所番号を印字させないと行けなくなりますので VENUSは対応しているのか？とご連絡を頂く事が増えました。 現状のVENUSで対応できますのでご安心ください。
インボイス制度の概要
国税庁インボイス制度の概要 このインボイス制度は、キャバクラ業界にとってかなりの負担になるのかも？しれません。 現在、女子キャストの給与を外注費として扱っているお店が多くあるのですが、 外注費として支払った場合、それぞれの女子キャストにインボイスを発行してもらわないと 消費税の控除対象にならないのです。従って、各女子キャストには事業者登録をしてもらう事になります。果たして女子キャストが事業所登録してくれるか？が問題になるような気がしています。
仮に年間の売上が5000万円で女子キャストの外注費は2000万円だったとします。 今までは、5000万-2000万×10％で300万の消費税負担となっていましたが 女子キャストが事業者登録をしていないとインボイスを発行できないので 5000万×10％で500万の消費税負担となってしまうのです。売上に対して女子キャストの人件費が仕入れといっても過言ではないキャバクラ業界で、仕入れに対しての消費税控除ができなければ、お店の利益の殆どが消費税で消えてなくなる可能性があるのです。
法的にキャバクラの女子給は、外注費として認められないのですが、実際には地域性があり 外注費として申告しても問題のない地域もあるようで インボイス制度が始まった後に、その辺がどうなるのか気になる所です。お店に税務指導や査察が入ると ちょっと面倒な事になりそうですね。
その他、売上が年間1000万以下の免税がなくなり 3万円以下の経費でも領収書が必要になったりと、色々と面倒な制度のようです。 また、適格請求書発行事業者の登録申請期限は、2023年3月31日となるので注意しましょう。お客様にお渡しする領収書に登録番号を記載しする必要があります。
申請手続