キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

〇キャバクラは接客業である

キャバクラPOS


先日、副業でキャバクラを4店舗経営されている社長様から、『ウチの店どう?大丈夫?』と聞かれ、繁盛店とどこが違うのか?教えて欲しいと言われました。と、言われても私は出入り業者に過ぎず、キャバクラを経営した事もないのでなんとも言えないと告げると『たくさんのお店を見ていると思うので感想だけでも・・』とお願いされ、あくまでも私の主観でという事でお話したら大変喜んで頂けたので、少しだけ記してみたいと思います。

キャバクラの経営においては、毎日忙しく繁盛させたいと思うお店もあれば、忙しいとサービスが低下するので赤字にならない程度で経営したいと考えるお店もあります。また、完全会員制で一般客を入れないお店もあります。従って、繁盛していれば良いわけでもないので、一概に繁盛店が優れているわけでもないのです。


しっかりと利益を上げていなければ、経営が成り立ちませんが、お店の経営にしっかりとした理念があり経営の目的がどこにあるのか?で、判断の仕方も変わるはずです。往々にして、「儲かればいい!」というお店が殆どですが、中には観光客向けのお店もありますし、学生支援のバイト先として経営しているお店もあります。海外では、日本人留学生の為のお店とかもありますしね。


実際に私自身が関わった事のある繁盛店を振り返ると、店長の『気遣い』を感じるお店が多いような気がします。私のような、業者に対しても気を使って頂けるのです。よくよく考えると、キャバクラは『接客業』なので、『気遣い』が出来て当たり前なのでしょうが、多くのお店が『接客』という『気遣い』で売上をつくっている事を忘れているように感じたりもします。お客様に心を込めた接遇ができるお店であれば、顧客満足度はUPしますしね。

売上がなければ、女子キャストに『お客を呼べ!』で終わっていたり、男子スタッフの接客も少なからずお客様や女子キャストに影響を与えているのですが、その辺の指導がされていないお店も多々あります。それでも、女の子さえそろえてしまえば、ある程度売り上げを確保できるのが、キャバクラ営業なので、その辺りはお店の考え方次第なのでしょう。


キャバクラは『接客業』なので『気遣い』を繰り返す事が仕事という事になります。お客様への気遣いは当然なのですが、普段から『気遣い』できる人は、私のような業者に対しても気を使ってくれる。そんな方が、店長をしているお店は、当然、女子キャストや男子スタッフにも自然に気を使っているのです。

どんな人にも自己承認欲求が備わっているので、自己主張ばかりする店長のお店より自分自身を理解してくれる店長のお店の方が働きやすいでしょう。当然、来店するお客様にも同じ事が言えるわけです。

『接客にはマニュアルはない!』という言葉を耳にした事がありますが、これは相手によって気遣う所が変わるからでしょうね。相手に合わせた気遣いをする為には、相手をどこまで理解できるか?という事なので、それが上手な店長さんは、ひとり一人の言動に対して、何を思っての、その言葉か?行動か?を知る努力をしているのでしょうね。


私個人としては、色々な気遣いを繰り返す仕事は大変だなぁ~なんて思うのですが、逆に色々な人の心理を知る事が出来るので、楽しいと言っていた店長さんもいらっしゃいました。私も、周りの方々に尽くす事が楽しいと思えるようになりたいものです。w