〇話が苦手なキャバ嬢でも接客が楽しくなる方法
先日、システムを導入させて頂いたお店で、とても勉強になるお話をお伺いさせて頂いたので、ご紹介いたします。
そのお店は、本業が美容サロンのチェーン店で、キャバクラは2店舗営業しており、サロンでの接客指導と同じ内容の指導をキャバクラでも行っているそうです。
色々とお話をお伺いさせて頂いたのですが、その中でも、なるほどなぁ~と思ったのは
「人は、対話から得られるものがあると、また話をしたいと思う、それを質問で行う事で、指名が取れるようになる」というものです。
特に、印象に残ったお話は・・
・質問とは、自分が知りたい事であり、質問をする相手の事を深く考えていないものが多いのですが、接客では、相手の事を深く考えて質問しなければならない。
・会話が盛り上がる席は、話を盛り上げている人ではなくその会話に至るきっかけである質問をした人なので、会話が苦手でも、質問が出来れば、その席は盛り上がる。
というものです。
接客のポイントは「肯定する」事だそうです。
接客では、相手の奥底にある経験を引き出し、それを肯定する事ができれば、その人自体を肯定する事になりそれだけで、会話の満足度が高まるそうです。具体的には、「自信をもって、出来る事は何ですか?」と、自分の人生を振り返るような質問をすると、どうしても、自分の過去を振り返る事となり、その人自身の人となりが、見えてくるので、それを一つひとつ質問で拾いながら、お客様に話をさせ、それを肯定すると良いそうです。
「聞き上手」と言われるような人は、こう言う人なんでしょうね。
他にも、色々なテクニックがあり、とても為になるお話を聞かせて頂きました。
なかなか、簡単には出来る事ではないのかな?と思ったのですが、ただ質問しているだけなので、そうでもないらしいのです。
会話が苦手な人でも、接客が楽しくなるとそうおっしゃっていました。
「自分が興味のある質問ではなく、お客様の事を深く考えて質問する」
皆様も試してみてはいかがでしょうか。