キャバクラ経営コラム|キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS

〇男子スタッフの女子キャストへの接し方注意点


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どんなビジネスでも商品次第で売上が左右するのは、当然の事ですが、キャバクラ営業の場合、女子キャストが商品なので 男子スタッフは女子キャストへ丁寧な接し方をする事が要求されます。女子キャストを従業員として、認識しているとどうしても雑な接し方になってしまうので、常に「商品」として 意識しながら業務を遂行する必要があるのですが、男と女の感性は大きく違うので、戸惑う事も多々あるかと思います。

ここでは、男性と女性の感性の違いを少しだけ紹介したいと思います。
 まず、男性は、狩りをして食べ物を確保する本能が備わっているので、攻撃的な感性を持っています。 逆に女性は、子供を産み育てて守る本能が備わっているので、保守的な感性を持っています。
これは、誰でも知っている事ですが、この違いが男女のすれ違いを引き起こす原因なのです。


 男性は、狩り本能があるので、「稼ぐ」事をしなければならないと思い「仕事」を優先して考えるのですが 女性は、守る本能があるので、横のつながりを重視する為、仕事より人間関係を優先します。男性は、嫌いな人がいるだけで仕事を辞めたりしませんが、 女性の場合は、人間関係が拗れると簡単に仕事を辞めます。男性は、縦社会で生きていますが、女性は横社会で生きているからです。

 男子スタッフが女子キャストの教育で、「NO1になるために頑張ろう!」と指導しても、当の本人が、 その気になってくれない、という経験をした事がある方も多いのではないでしょうか?
男性は、地位や名誉を求めるので、お店のNO1を目指したいと普通に考えますが、 女性は、横のつながりを優先するので目立ちたくないのです。男性っぽい感性の女性もいますが、殆どの女性が根本的に男性と感性が違うという事です。

女子キャストの成績ランキングを事務所や更衣室に貼り出すお店がたまにありますが これも男性的感覚で、女子キャストにとっては、逆効果になる可能性があります。 女性は、横のつながりを重視するので、それを壊しかねない行為になるからです。 そもそもNO1になりたくない集団のなかで、NO1を目指せ!と煽っても結果は出ないでしょうし 実際に繁盛店でそんな事をしているお店を私は知りません。

 私自身も成績ランキング発表は、やった方がいいのでは?と思った時期がありまして 実際に色々な繁盛店のNOクラスの女子キャストに10名くらいにランキングの張り出しについて、伺ってみましたが 全員が反対意見でした。理由を伺うと「稼げなくなる」「嫌がらせされる」「目立ちたくない」からだそうです。
「”あの娘、指名が多いから席についてくれないよ”って邪魔された事がある」
「他のキャストをとW同伴をしている居酒屋の席で、”〇〇ちゃんいっぱい稼いでいるから奢ってよ~N01でしょ?”って言われた事がある」
 やはり、女性ならではの感覚で、稼ぎたいけど横社会特有の軋轢のようなものがあるのでしょう。

男子スタッフは、ついつい男の感性で女子キャストを指導してしまいますが、女性ならではの感性を理解した上で女子キャストと接した方が業務がスムーズに流れるはずです。なにより女子キャストは商品なので、男子スタッフは、大切に扱う努力も必要でしょう。

 

 

※女性特有の思考構造について、もう少し知りたい方はコチラ♪